勢いで始めました…

十何年ぶりに宝塚にハマりそうです

スカピンにハマりました…

スカピンを観た、紅さんを観た、紅さん&綺咲さんのトップコンビを観た、星組を観た衝撃を残しておきたくて、ジャニヲタとしては書いたこともないはてなブログに手を出す。


高校、大学時代と宝塚が好きで(きっかけは席替えで隣になった子が「かっこいいでしょ!」と天海祐希のポスターを見せてきたことだった。歳がバレるww)、良く観に行っていたのですが、しばらく何かと忙しく、パタリと観劇をやめてしまっていました。

最近ご縁があって、宝塚の観劇を再開。久々に観る宝塚は相変わらず、ハイクオリティの舞台でキラキラも健在でしたが、「素敵だなあ。やっぱりいいなあ宝塚」と思ったものの、昔のような情熱は湧き上がってこず…。ああ、自分も歳をとったんだなあとしみじみと感じていました。

これからの自分は緩やかに宝塚を観て、緩やかに楽しむんだろうなあと。特定のだれかにハマることもなく、歌劇を買うこともなく、お気に入りの組くらいはできるかもしれないけれど趣味の1つとして楽しむのだろうと思っていました。


ところが。

今の私の脳内は、「ひとかけらの勇気」と「オーム・シャンティ・オーム♪」がせめぎ合うというカオス状態です。

はい、完全に、宝塚に再ハマりしました。

スカーレット・ピンパーネルにハマりました。

紅ゆずるさんにハマりました…!


元々ヲタク気質とはいえ、我ながらこのどハマり具合にびっくりです。

こんなに瞬間的に何かにハマることは今後ないだろうし、「宝塚再ハマり記念」として、自分のハマりの軌跡を残して置きたいと思い、はてなブログに手を出した次第です。


以下、長文ですがお付き合い下さいませ。

なお、つい最近観劇を再開し、最近の宝塚事情はまったくわかりません。なので、変なことを言い出すかもしれませんが、生温かく見守ってくださいませ。


①スカピン前


前に書きましたが、あ、自分はもう宝塚に熱くハマることはないんだなと思っていたのでスカピン観劇日を余裕の気持ちで迎えました。

宝塚から長く離れていたとはいえ、有名演目であるスカピンの名は聞いたことがあったし、人気演目だという認識だったし、もちろん楽しみにしていました。が、それは「お芝居楽しみだなあ」くらいな気持ちで、観に行く前からスカピンで頭が一杯なんてことは全くありませんでした(今の私は割とスカピンで頭が一杯である)。

星組の演目であるということ、トップコンビの宝塚劇場でのお披露目らしいということは事前の知識として得ていましたが、紅ゆずるさんや綺咲愛里さんがどういう経歴でどういう作品に今まで出て、どういう方なのかは一切知りませんでした。今思うと本当にすみませんなのですが、前提知識がなかったからこそ衝撃と感動が大きかったのかもとも思います。

友人と待ち合わせして、のんびりとショップを観て、トイレ行って座席について。

この時点でかなりワクワクした気分にはなっていましたが、スカピン後の自分の姿は全く想像だにしていませんでした…


②スカピン始まる


場内アナウンスの声に宝塚に来たんだなと気分が上がりますが、この時点では私は紅ゆずるさんをこれから観る演目のトップさんとしか認識していません。

幕が上がり…おお!おフランス!宝塚大好きおフランス革命!もちろん私も大好きおフランス革命!とそれなりにテンションを上げつつ観劇…と思ったらスカーレットピンパーネルがあっっっ!


おお、これが星組のトップの紅ゆずるさんなのね!!めっちゃスタイル良くない?

突然現れた少女漫画頭身のスタイルに目が釘付けになりましたが、それと同時に私がまず思ったのは、いい声だなということ。スコーンとした声というか、明るく伸びやかでよく通る声だなと思いました。そう、声がとても好みだったんです。

かつ、歌もお上手だなと思いました、エラそーですが。

何より声がいいし(少なくとも私の好みだった)、歌い方がとてもよかったなあ。


と、割と最初のほうから紅さんに惹きつけられた私ですが、あとはもう、紅パーシーの魅力にずぶずぶハマるしかないといいますか。


まず、パーシーという役がとんでもなくイケてる。

普段の姿は軽い遊び人風のイギリス貴族。が、その実、人びとをギロチンの刃から救う謎の人物、スカーレット・ピンパーネルだなんて、設定だけでまずかっこよすぎます。

そして、紅さんの演ずるパーシーは本当にもう素敵で魅力的だった。


「これ、モテるでしょ、こんな人いたら爆モテでしょ!」という爆モテ感が半端なかったです。

宝塚の男役さんはみんな格好いいけれど、どちらかというと夢みたいにかっこいいというか、現実世界にはあり得ない格好のよさにウットリというイメージがあります。

が、紅さんパーシーからは、この人、現実世界にいたらさぞかしモテたでしょーね!というリアルな爆モテ感を感じました。

特に綺咲愛里さんを見る優しい眼差し、笑みと言ったら…!仲が良さそうだなあとか、信頼し合ってるんだろうなあと思うトップコンビさんはいても、こんなにも「好きだ」という思いを込めて(いるように見える)方は中々いない気がするし、激甘な空気にクラクラしました。

男子の皆さん、紅さんは参考になるぞ!


そうそう、綺咲さんもとても素敵でした。マルグリットらしい、凛とした美人系の方なんだろうなあとその容姿と演技を見て思っていたのですが、これまではどうやら可愛らしい印象の方だったようだと知りびっくり。

それだけ、マルグリットを上手に演じてらしたんだなあと思います。

女優としての誇りを持った、かっこいい女性を見事に演じられていたと思います。

台詞を話す声も女優声で役に合っているように思いました。

ああ、紅パーシーと綺咲マルグリットのその後のストーリーを観たい…  


と、話がそれましたが、紅さんパーシーには爆モテ感に加えて、仲間から人望のありそうな感じもよく出ていました。

パーシーはパブリックスクール時代から既に盛り上げ役兼リーダー的存在だったに違いない。パーシーが「やろうぜ!」と言えば、周りも乗るし、仲間内で何か決断に迷ったときはパーシーが決断していたのだろう。と、パブリックスクール妄想が炸裂しました。パーシーとピンパーネル団のほとんどは学校も同じだったはずと思っているのですが、彼らのスクールドラマも観たいです…アナカン(古)の暗くないバージョンみたいな…(どんなだ?)


と脱線しまくり、何を話しているのかよくわからなくなりましたが、とにかく、紅さん演じるパーシーがとてつもなく魅力的な男性に見えたということ。男女問わず、パーシーの周りには人が集まってくるんだなあと思いました。


③スカピン後

一緒に観に行った友人たちと飲みながら、超盛り上がりました。

この時点では、宝塚最高!!!紅さん超かっこよかった!!!綺咲さん超かわいい!!!というテンションでしたが、まさか翌日、星組の映像作品を買いに行くとは…


はい、その翌日にいてもたってもいられず、別ジャンルでもお世話になっているフォロワーさんにオススメ頂いた「こうもり」のBlu-rayと「オーム・シャンティ・オーム」のDVDを購入してしまいました〜。


さらに、梅田芸術劇場にてオームの再演があると教えていただき、一般発売でどうにかチケットをゲット。

東京から日帰りできるし…と言い聞かせていますが…。


すっかりハマってしまっています。

宝塚、オソロシイ場所…!


そして先日はご縁があり再びスカピンへ。


ショーブランの礼真琴さんの声量、すごいですね。大勢で歌っていても、真琴さんの声はしっかりと聞こえていて、迫力がありかっこよかったです!!「君はどこに」の「マルグリット…」というところが1番好きです。真琴さんショーブランからは革命への思いと同じくらいの熱量のマルグリットへの思いが伝わってきました。


個人的に気になるのが、アルマンを演じる瀬央ゆりあさん。今後も気になっていきたいです。


というわけで、やはり見始めると楽しい宝塚。再びハマれてよかった〜!

スカピンありがとう!星組ありがとう!紅ゆずるさん、ありがとう!!


 (終)